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WORK REPORT


  
瀬戸内寂聴さんにインタビュー&海老蔵襲名披露公演(名古屋御園座)

 

瀬戸内寂聴さん書下ろし源氏物語。寂聴さんにインタビューという「汐留コマ劇場」の企画で行ったんですが、リハーサルにもお邪魔しました。

歌舞伎座で新之助源氏を観たのは3年ほど前。3年ぶりに見る海老蔵さんの源氏は甘い雰囲気そのままに風格が加わった気がしました。寂聴さんに伺うと、やはり成長していると。自覚が出てきた感は見て取れるそうです。

そんな海老蔵さん、かなり意見ははっきり言うタイプのようで、寂聴先生の脚本にもどんどん注文をつけるんだそうです。
「冒頭、寝込みを襲うシーンから始まるんだけど、私は最初長く台詞を書いていたのね。そしたら海老蔵さんが『これからっていう時にこんなにうだうだ喋りませんよ、先に行動ですよ』って言ったのね。あぁ、それもそうだなと思って書き換えたの。」

先生はいいんですか?

「いいのよ、役者さんが演じやすいのが一番。どんどん変わっていくのが面白くて毎日稽古場に通ってるんで、他の仕事が溜まってねぇ。寂庵に20日ほど帰ってないのよ。ホホホホホホっ」

他にも「僕のやりやすいように変えてよ。だから先生に頼んでるんだから」とか、私など、寂聴先生に!?と目を白黒させてしまうけれど、そこは天下の海老蔵、違いますなぁ。

しかし、舞台を観ると、源氏は海老蔵さん自身ではないか?を思ってしまうほどしっくり来るんです。

六条御息所を冷たくあしらうシーンなど、こんなに冷淡にしなくても・・・これ、は本人もそうなんじゃない?って疑ってしまうくらいです。そう見せるのは海老蔵さんのすごさと、寂聴さんの遂行に遂行を重ねた脚本の力なんだなということが今回はわかりました。

寂聴さんに台本を見せてもらいましたが、ほとんどのページに赤ペンがたくさん入っていました。ブロックごとごっそり後ろに移動していたり、細かいところだと呼び方を名前で呼ぶか役職で呼ぶかを変えていたり。初日の前日だというのに客席中央で通しで観て、照明とのバランスに注文を出したり、役者に確認に行ったり、舞台と客席を往復し、それはそれは熱心にチェックした寂聴さん。すばらしき83歳です。
放送終了後に新幹線に乗って名古屋へ。じっくりとお話しを伺って、東京に戻ってきたらこんな時間…。早く寝ないと^^;

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T O P

 

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