私に大きな影響を与えてくえた小学校の先生が、この世を去りました。
先生の80年の人生の最後は「パーキンソン病」という病気との闘い。
お会いする事はもうできないんだと友達から聞き、この日を待つのみになっていました。

先生は私に『ねもちん』というあだ名を付けました。
だから、私はいまだに小学校の友達にはそう呼ばれているんです(^^)

先生は私に歌をやる事を勧め、バスケ部に入りたかった私に演劇部を勧め、
さらにいろいろな会の司会や、始めの言葉などの役をなぜか私に頼み、
卒業文集にはこう綴ってくれました。

「ねもちんの美声、将来は演劇か、アナウンサーか。」

幼心にその言葉が残っていたのでしょう。

私は、その後、就職活動をして、アナウンサーになりました。
しかし、すでに先生は病気にかかっていたので、そのことを伝える事は出来ませんでした。
そこで私は手紙を書き、いつか渡そうと思っていたのです。


「あれ、あの手紙って・・・」と、ふと、まだ出してない事にさっき気付き、棚を探してみました。
すると、出てきたんです!!手紙が引き出しから。

「先生、私は先生のおっしゃったとおり、アナウンサーになりました。先生のお言葉がなかったら、
私はこの仕事にはつけなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」
22歳の私は書いていました。


学生時代、先生に頼まれて、先生のお孫さん、さやこちゃんの家庭教師をしていました。
今日、久しぶりに会ったさやこちゃんは立派な大学生になっていました。
「先生いつも見てるよ!」と涙声でこっそり言ってくれました。


私にそんな出会いをくれた、そして今の私を作ってくれた先生に心から感謝して
ご冥福をお祈りしたいと思います。

先生、これからは天国で見守っていてくださいね☆

ネモミ