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WORK REPORT


  
久保田利伸さん

平井堅さんやSKOOP ON SOMEBODYなど、久保田チルドレンが活躍する昨今の音楽業界。
インターナショナル版はコンスタントに出しているものの日本でのオリジナルアルバム発売は約4年ぶりです。
新作「FOR REAL?」について伺いました。 

<日本とNY、それぞれのアルバム戦略>

NYでは、ラジオの一日のタイムテーブルの中で、例えば1時からHIPHOPで2時からポップスみたいな色んなジャンルがごちゃ混ぜの局はないんですって。R&Bを流す局なら一日中一年中ずっとR&B。だから、アルバムを作るときも一枚の中でジャンルが一貫してなくちゃいけないし、より間口が狭いマニアックなものが好まれる。レコード会社からもそういうオーダーがくるし実際セールス的にもそうじゃないと売れないそうです。

ラジオをかけっぱなしの人は一つのジャンルの中でしか良い曲にめぐり合えないなんて、NYの人たちはなんてかわいそうなんでしょう・・・。

一方、日本ではおんなじ様な曲ばかりが並んでいるよりも一枚の中にバラエティにとんだ曲調のものがが入っているほうが好まれます。だから今回はコアなR&Bに固執せず好きなことが出来たのでのびのび羽を伸ばせたそうです。 


<今の音>
R&Bだけで言うと今主流は二つ。『カチカチグルーブ』と『ゆるゆるグルーブ』。
「ディステニーチャイルドなんかは代表的な『カチカチ』。エリカ・バドゥとかメアリーJなんかが『ゆるゆる』だね」
おぉぉぉ――――っ!!

わかるわかる!スタジオにいる全員が大きくうなずきました。分析が的確でさすがです。大変勉強になりました。
  

これは97年のエリカ・バドゥの
デビューアルバム『Baduizm』。
けだるいカッコよさに当時めちゃくちゃハマリました。

ひと下りしゃべり終えて「良い話が出来た。」と満足げな久保田さん。
そう言ってもらえるだけでも嬉しいのに、「上手に聞いてくれたから良い話できたよ。」と聞き手冥利に尽きるありがたいお言葉・・・。そしてさらにトークバックボタンを押し、ブースの外のスタッフに聞こえるように「聞き方上手いよね??」と言ってくださったのです。

わざわざトークバックまで押して褒めて下さる人は初めてです。

聞き手のテンションもあげて場の雰囲気を良くしようとするベテランの行動に、デビュー20周年、音楽だけじゃなく人としても後輩から慕われている理由がわかったような気がしました。


しかし、ゆるゆるとカチカチは目から鱗。聴いたことのない方は是非聴き比べてみてください。納得の表現ですから!

T O P

 

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